オフィスレイアウトの最重要課題と言える机配置

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オフィスレイアウトの最重要課題と言える机配置


机配置で大きく変わる仕事の効率



オフィスレイアウトで着目すべき数々のポイントの中でも、机配置が占める重要性は既に周知の通りですが、一方でそれを具現化できているオフィスとなると、まだまだ大多数に改善の余地が見られるのが現状です。この机配置と仕事の効率との関係は、単に理論的あるいは数値的な部分に限らず、連日長時間オフィス内で勤務を続けるスタッフのメンタル面との関連性が無視できません。広義では「職場環境」と表現される範疇に属しますが、勤務先である以上、従業員だけが独断で配置換えに及ぶ事は叶わず、現場を統括管理する人間の細やかな配慮が必要不可欠です。

一例として事務スタッフの直近には大きなコピー機やファクシミリが設置されているケースは多々見られますが、それが結果通路を狭めてしまっている、あるいは事務担当者のデスクの引き出しの開閉に支障を生じさせているとなれば、1回1回の動作の中の無意味な負担が当事者に蓄積して行きます。何やら重箱の隅を突っつくかの如く感じられるかもしれませんが、年単位で捉えて検証すれば、そのデメリットは小さくありません。更に数センチのスペースを確保するだけでクリアが叶うこれらの改善点を、見過ごすあるいは無視するのか、もしくはクリアするのか、現場管理者の姿勢と手腕が問われる部分です。

ですがこうした些細な部分は、社内の人達が悪意無く見落としてしまっても致し方ありません。オフィスレイアウト全般に関し、依頼者からの十分なヒアリングと現場確認を通じ、コンサルティングスタイルを用いての助言を届けてくれる専門業者のアドバイスを仰ぐ事が、最適の選択肢です。現場管理者各位にはこの機会に検討からの実践をおすすめします。



綿密なシミュレーションが鍵



多くの職場に於いては従業員がオフィスレイアウトに関し、何らかの不満を覚えていたり、要改善点の存在に気づいていたとしても、それを会社側へ意向として「上げる」事が叶わぬ空気感の存在が否定できません。「職場だから現状に慣れねばならない」なる自制心が無意識の中で先立ち、結果中長期的に僅かな作業だけで改善可能な不具合が放置され続けるケースは、もしかすればどのオフィスにも既に生じているかもしれません。

経営者あるいはそれに準ずる立場から、更なるオフィス内作業効率アップの必要性の察知から改善に着手するに際し、多くの方々はノウハウの改善と社員各自の勤務姿勢そのものへの注意喚起に及ぶ傾向が否めません。確かに双方共に大切なポイントですが、同時に再検証すべきポイントとして、机配置を始めとするオフィスレイアウト全体の再検証作業は見逃せません。

この作業に際しては、綿密なシミュレーションが鍵を握ります。自社内でこれを実践するに際し、可能であれば縮尺した模型もしくは机上のモデルを作成から、三次元的な改善案を視覚面と数値面双方から検証されるのがベストです。しかし本来の業務に追われる多忙な中、オフィス移転先の空室での作業と同様の実践は極めて困難であり、的確な助言を仰げる専門業者との共同作業を選択肢として視野に入れるのがベターです。同時に現場で働くスタッフからのヒアリングを積極的に行い、会社としての希望を今度は専門業者に伝える流れを踏む中、見落としていた要改善点が新たに浮かび上がるケースも多々見られます。オフィスレイアウトに関し、想定外の僅かな対処でクリアに至る展開も少なくありません。



専門業者が教える着眼点を活かす



オフィスレイアウトに関するコンサルタント業務で実績を誇る専門業者の場合、単に綺麗快適なオフィス、もしくは作業効率最優先に特化したオフィスの構築だけが最終着地点とは捉えていません。まずはお客様であるオフィス所有者の意向や相談内容を傾聴し冷静に現状を判断分析の上、見落とされがちな改善点の指摘から、お客様である依頼者が見落としている潜在的なニーズを堀り起こすサポートに力を注ぎます。

たとえば机配置の見直しの必要性を実感された以上、気づきに至る何らかの出来事もしくは作業実践を通じて期待する何かが必ず存在しています。多くの場合はそれが仕事上の効率アップを通じての業績向上に他なりませんが、同時に多くの「見過ごし」を残したままのリニューアルプランの構築を、既に依頼者側が独自で進行中というケースも多々見られます。仮の例えとして、夕刻西日の直射日光がデスク上のデスクトップを直撃する机配置に対し、ブラインドだけで対応している結果、時にそれが揺れて画面上に反映されてしまい集中力を散らしてしまっているなどは、数多くのオフィスで見られる改善点でもあります。

不自由を感じつつも現状を許容してしまう従業員と、ブラインドが有れば大丈夫と安易に問題視しない上席者双方が構築する、職場環境としてはベストとは程遠いこうした現状を、専門業者は見逃す事はありません。それを「指摘」なる表現ではなく、現状の丁寧な説明を通じての改善方法の「提案」として届けてくれるので、感情面の軋轢などのリスクの懸念は無用です。こうしたコミュニケーションを通じ、共同作業でベストな机配置を含むオフィスレイアウトの再構築価値は十分にあると言えます。

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