事務所内装の依頼で押さえておきたいポイント

オフィスデザインホーム > コラム > 事務所内装の依頼で押さえておきたいポイント

事務所内装の依頼で押さえておきたいポイント



企業や店舗イメージに合った内装デザイン



事務所内装については、そこで働く全ての人が前向きで意欲的に仕事に取り組めることはもちろん、快適に過ごせる居心地の良い空間であることも重要となります。事務所内装の依頼をする際には企業や店舗のイメージに合ったデザインは基より、お互いがお互いを高め合えるような空間づくりを提案してくれる業者選びが大切なポイントでもあります。

空間をただ飾り立てているだけの事務所内装ではなく、その企業や店舗にふさわしい雰囲気と動きやすいレイアウト設計、みんなが意見を出したくなる遊び心のある演出など、デザイン次第で職場の雰囲気もがらりと変えることが可能です。小規模な空間から広々とした開放的な空間まで企業や店舗の「らしさ」を追究した、こだわりのある事務所内装に人気が集中し、より質の高い空間づくりを求める企業や店舗も増えています。

自然をイメージしたナチュラルな内装や、シックで落ち着きのある内装、近未来的でモダンなオフィス仕様な内装、お店の回転率を高めるための内装などコンセプトを事前にしっかりと固めておき、どういったことをアピールしながら事業展開を目指すのかなどを伝えながら、お互いのイメージの擦り合わせを行い内装デザインを形にしていきます。希望しているイメージや雰囲気をより具体的に分かりやすく伝えるために、雑誌やインターネット上に掲載されているお気に入りの「写真」を活用するのもいいでしょう。その際、全体の質感や使用されている照明や家具、レイアウト、色使いなど特に希望している部分を伝えておけば、よりズムーズにイメージに近いデザインの提案をしてもらうこともできます。



見積もり比較で徹底したコスト削減



事務所内装のデザインが決定したら、次は実際に工事を請け負ってもらえる業者探しになります。デザイン設計から施工・監理まで一貫して行っている業者もたくさんありますので、まずは相見積もりを出してみて、じっくりと比較検討を行いましょう。デザインや工事内容が同じ場合でも、業者ごとに請負金額に大きな差が出ることも珍しくはありませんので、一貫工事で依頼をしていない場合は必ず複数の工事業者に見積もりの依頼をするようにしてください。見積もりの比較で無駄なコストを徹底して削減すれば、工事金額を抑えることも可能となります。

では実際に、相見積もりを出す際に必要な準備について説明します。まず初めに必要となるのが、事務所内装の工事を行う物件の図面とデザイン案です。不動産屋からもらう物件の図面は大ざっぱで実際の物件と噛み合っていないことも多いので、設計士やデザイナーに依頼をして正式な図面を作成してもらうといいでしょう。中には工事業者が図面の作成をしてくれる場合もありますので、一度確認をしてください。またデザイン案を作成する際に、大まかな色や素材なども決めておけば見積もりをスムーズに進めることができます。

次に必要となるのが予算案で、予算の上限を明確にしておけば見積もりを計算する際の参考になり、依頼する側・される側の間で希望する金額の差を少なくすることも可能です。予算の上限金額を提示する際には、追加工事や思いがけない出費に備えて少し少なめの金額を伝えることも大切なポイントになります。あとは届いた見積書を比較しながら、どの業者に依頼するのかじっくりと検討しましょう。



質・監理の行き届いた工事内容



いくらイメージ通りの事務所内装デザイン案を作成し希望内の金額の見積書を受け取ったとしても、手抜き工事をされてしまっては全てが台無しになります。デザイン案を忠実に再現することはもちろんですが、品質管理の行き届いた工事内容で対応してもらえる業者選びも大切なポイントの一つです。工事の品質管理は基本的に、デザイン案を作成した設計事務所が監理業務として行うことが多いですが、設計から施工まで一括で請け負う業者に工事を依頼した場合、工事内容を第三者的立場で監理する設計事務所の存在がなくなるため、手抜き工事を見抜くことも難しくなる傾向にあるようです。希望通りのデザインと品質で事務所内装を形にできるよう、できるだけ監理業務と施工を行う業者は分けて依頼すると良いでしょう。相見積もりを出す際に事前に確認を行い、監理業務と施工を別に依頼した際の金額についても算出してもらえば、契約を結んでからの金額面でのトラブルを防ぐこともできます。

事務所内装の依頼は企業や店舗のイメージを反映させつつ、より向上していけるようなデザインと、無駄なコストカットで徹底した工事費の節約、手抜き工事防止のための信頼できる品質管理に重点を置き、複数の業者の中から依頼する業者を選ぶようにしてください。これまでの実績や設計・施工に関するノウハウ、特有のこだわりやアピールポイントなどを参考にすれば、業者選びで失敗することも少なくなるでしょう。

次の記事へ