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必ず押さえよう!オフィスレイアウトの基本とは?

オフィスレイアウトの基本

オフィスはデザインやレイアウトによって印象が千差万別です。ただ、そのデザインやレイアウトが企業のイメージや働く従業員の要望と異なったものになってしまうのは避けたいところです。

働く従業員には働きやすいと感じてもらい、訪れる顧客には良い印象を持ってもらうためにも、オフィスレイアウトの基礎を学んでおく必要があるでしょう。そこで今回は、オフィスレイアウトの基本について詳しく解説します。

希望するオフィスレイアウトのタイプを決めよう

オフィスごとにレイアウトは細かく異なるため、まったく同じレイアウトというのは存在しないでしょう。ただ手掛けるレイアウトのタイプはどのオフィスも3つタイプに分類されます。業種や働く人の人数によって、それぞれのタイプとの相性も異なるため、慎重に選ぶ必要があります。

以下に示すタイプごとの説明をもとに、自分のオフィスはどのタイプにした方が良いのかを考えてみましょう。

オープンタイプ

オープンタイプのオフィスの特徴は、その開き具合にあります。従来のオフィスはプラスチックのパーティションで区切られていたり、部屋が壁とドアで仕切られたりしていて中の様子がわからない状態が一般的でした。

しかしオープンタイプは、部門ごとにデスクやゾーンを分けているだけで、パーティションなどの区切りは一切取り払います。仮にパーティションを設置するとしても数枚、かつガラス張りや透明のパーティションとなるでしょう。その結果、オフィス全体が見渡せるようになり、働く側も広々とした空間にいるような気持ちになれます。規模が比較的大きいオフィスを使う企業におすすめです。

オフィスランドスケープタイプ

オフィスランドスケープタイプは、オープンタイプよりもさらに開けた空間のことを指します。オープンタイプでは、部門ごとにデスクを配置していました。

しかし本タイプはそれすらも取り払いデスクをオフィスの中に配置しているだけの状態となります。もちろんパーティションは使用しないのが一般的です。3つのタイプの中でもっとも自由度が高く、フリーアドレスの形態が取り入れられるようになった近年は、このタイプを選択する企業が増えてきています。

コリドールタイプ

コリドールタイプの「コリドール」とは、建物の各スペースを結ぶ回廊や廊下のことを指します。

オフィスの場合、中央に通路を作りその両端に壁やパーティションで区切った部屋が作られるでしょう。オープンタイプやオフィスランドスケールタイプよりも広々とした空間にはなりませんが、個室や1人で使える空間が作れるメリットがあり、研究所や開発室などを設けたい企業にはおすすめのタイプです。

タイプの数こそ少ないものの、オフィス内のレイアウトやデザインの骨組みとなる部分になりますから、業種や働く従業員の人数などを踏まえた上で慎重に選ぶようにしましょう。

オフィス内のゾーニングを行う

オフィスレイアウトの基本的なタイプを決めたら、次は「ゾーニング」を行いましょう。ゾーニングとは、オフィス内のどこを作業スペースに、どこを通路にするのかなど基本的なゾーンを決める工程のことです。

オフィス内をゾーニングすることで、それぞれのゾーンでどれくらいのスペースが確保できるのかもわかり、そのゾーンに配置するディスプレイや家具、細かなレイアウトも決まりやすくなります。ゾーニングの方法は企業によってそれぞれですが、ホワイトボードなどにオフィス全体を描き、実際にイメージしながら考えてみるのがおすすめです。

シンプルかつ最短の動線を考えよう

ゾーニングをする際、いくつかの注意点があります。まずは「動線や見た目の良さを意識しながら配置を考えること」が挙げられるでしょう。

初めてゾーニングをする方は、自身の好みで各スペースを配置しがちですが、それだけではオフィスレイアウトの目的を最大限果たせません。オフィスレイアウトの目的には従業員の作業効率・モチベーション・一人当たりの生産性の向上も含まれているため、社長や上司の好みだけで配置を決めてはいけません。

動線を意識してゾーニングする上で、押さえておきたい項目は以下の3つです。これらを意識してゾーニングすることで従業員に余計な負担をかけずに済むでしょう。

● エントランスから入ってから作業スペースにたどりつくまでの動線
● 自身のデスク(作業スペース)と各種関連スペースとの動線
● リフレッシュスペースとの動線

これらの動線は、シンプルなのが最も有用です。複雑で何度も障害物を越えなければいけない動線は、従業員のストレスや苛立ちに代わり、作業効率を下げてしまいかねません。できるだけシンプルにかつ最短距離で動線を引けるように、ゾーニングしましょう。

動線のゆとりにも注目!

また、動線を確保するにあたり一緒に考えておくべきなのは「ゆとり」です。オフィスの規模や従業員の数にもよりますが、ある程度ゆとりのある動線が確保されていないと窮屈に感じるだけでなく、作業効率の良いオフィスを手掛けることが難しくなると考えられています。最低限、上述したメインの動線だけでも、ゆとりのある幅を確保できるように考えましょう。

オフィス内のセキュリティや災害時の緊急避難経路も再確認

セキュリティや緊急避難経路との兼ね合いを考えるのも、ゾーニングを行う上で大切です。特にエントランス兼フリースペースといったレイアウトを考えている方は、不特定多数の顧客が入れるスペースと自社従業員のみが入れるスペースとのセキュリティの区分けは入念に考えておいた方が良いでしょう。セキュリティが甘いと、それだけ企業情報が漏れたり、従業員を危険な目にあわせたりしてしまうリスクも高まるためです。

同じように、火災や地震といった災害時における緊急避難経路も確認しましょう。災害はいつ起きるか予測がつきません。そのためにもあらかじめ災害が発生することも踏まえたゾーニングが必要不可欠です。従業員がすぐ避難できるような動線を確保しましょう。

従業員1人当たりの作業面積を考える

働き手にとって作業スペースの充実度は、仕事の生産性の良し悪しに関係します。したがってゾーニングを行う際は、従業員の作業面積を考えるようにしましょう。どれくらいの作業スペースが適しているかは、業種やその人が担っている作業の内容によっても変わりますが、最大限配慮することが大切です。

株式会社ASKULが定めている、一般的なオフィスデスクの幅・奥行きの規格で比較的広めに感じるのは幅1400㎜×奥行800㎜とのこと。[注1]ただデスクが広すぎると他のスペースが圧迫され、動線がシンプルではなくなる可能性が高くなります。1人当たりの作業面積を考える際は、これらのバランスをうまくとる必要があるでしょう。

[注1]株式会社ASKUL
https://www.askul.co.jp/f/special/kagu/desk_navigation/

建築基準法・消防法に準拠できているかも意識

物件は、必ず建築基準法や消防法に基づいて建てられています。オフィスをレイアウトする際は、それら法律に準拠できているかを確認する必要があるでしょう。これらはゾーニングで緊急避難経路を考えるときにも重要視される部分でもあるため、事前に建築基準法や消防法に詳しい専門家に協力を要請しておいた方が良いかもしれません。

オフィスレイアウトを行う際に忘れてはいけないこと

オフィスレイアウトを行う上で決して忘れてはいけないのが「従業員の意見を事前に聞いておくこと」です。冒頭でも述べたように、オフィスを使うのは主に従業員であり、オフィスをレイアウトするなら従業員が「使いやすい」「働きやすい」と感じるものにすることが本質でしょう。それにもかかわらず、従業員の意見を聞かないのは好ましくありません。

すべての要望を叶えることは難しいかもしれませんが、少なくとも従業員がオフィス内で何に困っているのか、現状を知っておくべきです。その上でレイアウトを行っていくようにしてください。

オフィス内に最新のトレンドを取り入れること

近年は、最新のオフィスデザインのトレンドを取り入れている企業が増えています。例えば、オフィス内のフリーアドレス化やABW、リフレッシュスペースの導入などが、近年のトレンドとして挙げられます。こうしたトレンドに沿ったオフィスデザインにすることで、従業員のモチベーション向上や企業の帰属意識が高まると考えられているのです。

また、比較的広めのオフィスを構えている方やレイアウトにかける予算に余裕がある方は、海外のオフィスレイアウト事例を参考にしてみるのもおすすめです。海外のオフィスレイアウトは日本とは大きく異なり、ユニークさやエンターテインメントにも力を入れています。こうした遊び心が従業員に働く上での心の余裕をもたらし、生産性を高めるという結果につながっている可能性は高いでしょう。

さらに海外の最新オフィスレイアウトは、新型コロナウイルスの予防策を取り入れており、安全性も高まりつつあります。リモートワークやテレワークの導入によって企業の実績が落ち込んでしまっている場合は、海外が生み出した安全性の高いレイアウトを取り入れてみてもいいかもしれません。

オフィスレイアウトの基本を学んで、最高のオフィスを手に入れよう!

よく「オフィスは企業の顔」と言われます。それだけオフィス内のレイアウトは企業の業績やイメージに直結するのです。ぜひこれを機に、オフィスのレイアウトを考えてみてはいかがでしょうか。

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