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機能的なオフィスを作るためのオフィスデザイン

機能的なオフィスデザイン

より便利で働きやすいオフィスを作るためには、機能面を意識したオフィスデザインにすることが大切です。具体的には、動線の確保や業務効率を考慮したレイアウトなどを指します。

本記事では、機能的なオフィスを作るためのオフィスデザインとして、機能面を意識した動線の確保、業務効率の向上に寄与するレイアウトの作り方などを紹介します。機能的なオフィスを実現するための参考として、ぜひご覧ください。

動線が確保されている

機能性の高いオフィスデザインを考える際は、まず動線の確保を心がけましょう。動線が確保されていないオフィスは従業員の移動がしづらく、仕事の効率が悪くなりがちです。社内のコミュニケーションにも悪影響を与えてしまう恐れがあります。

オフィスデザインにおける動線を考える際は、従業員全員が使いやすいことが前提です。従業員が使いやすい動線を確保するうえでは、動線計画を立てることからはじめましょう。

1. メインとサブの動線を明確にする

動線の確保は、メインおよびサブの2種類に分けて考えるとスムーズです。

まずは、オフィス内で人が多く通るであろう通路を、メインの動線として整備します。フロアに入ってから真っすぐ伸びてくるように確保するのが一般的です。最低限、人がすれ違ったときに接触しない程度の通路幅を用意しましょう。

メインに対して、枝分かれするように伸びていくのがサブの動線です。ある程度の通路幅を確保したとしても、メインの動線で渋滞を起こす可能性があります。そのような場合に、一時的に避けられるのがサブの動線の役割です。

上記2種類の動線の違いを明確にし、重ならないようにすることが大切です。

2. 動線の先を行き止まりにしない

人の渋滞を引き起こす動線は不便です。動線の先が行き止まりになっていると、また元の道を引き返さなければなりません。

たとえば、書類を管理している棚に向かう動線がメインだけで、行き止まりになっている場合、用事のある人間が複数人いると、渋滞が発生してしまう恐れがあります。メインの通路だけではなく、別のルートを使えるようにすることで、移動がよりスムーズになるでしょう

3. 万が一の事態を想定した動線の確保

動線の幅が狭かったり、行き止まりが多かったりすると、移動が不便になるだけでなく、万が一の事態が発生したときの避難が難しくなります。

たとえば火災が発生した場合は、スムーズな避難が求められます。しかし、動線が不便な形だと、逃げ遅れなどを招きかねません。

できるだけ移動がスムーズになるよう、メインやサブの動線を確保しておくことが大切です。また、万が一に備えて日頃から動線上に物を置かないよう習慣づけましょう。

4. 無駄がなく使いやすい動線を確保する

書類を保管しておく棚やプリンター、コピー機など、日常的に多く使用する機器や備品などがあるエリアには、より意識して使用しやすい動線を確保しましょう。動線の確保は、業務効率にも影響を及ぼします。

もちろん、やみくもに動線を増やせばよいというわけではありません。余分な動線が多いと、無駄な空間がオフィスに増えてしまい、かえって不便になります。動線を確保する際は、一つひとつの役割を確認しながら進めることをおすすめします。

5. 法令を参考にして正しい動線を確保する

建築基準法では、確保しなければならない通路の幅を提示しています。これは、万が一の事態を想定した際に、最低限確保しておくべき幅です。[注1]

小学校や中学校の廊下を例に上げると、両方の壁に部屋がある場合は2.3m、片側のみに部屋がある場合は1.8mを最低限確保しなければなりません。病院や共同住宅、または床面積が200平方メートルを超えるフロアには、両方の壁に部屋があるなら1.6m、片側のみに部屋があるなら1.2mの通路幅が必要です。

上記はあくまでも通路における法令なので、デスク間など、定義に当てはまらない動線もあります。しかし、万が一の事態を想定したうえで定められている数値として、参考にすべきです。

使いやすさを考慮した場合、通路になるデスク間に関しては、幅を120cm程度とるとよいでしょう。1人の大人が通る分には問題ない幅です。デスクの背後は、移動を考慮して60cmがよいとされています。背中合わせにデスクがある場合は、倍にするだけでなくプラスしてある程度の幅を確保するとよいでしょう。法令も参考にしつつ、自社にとって最適な動線にすることが大切です。

[注1]e-gov法令検索|建築基準法施行令(第百十九条)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325CO0000000338

デザイン次第で機能的になる

同じような条件であっても、デザインの工夫次第で機能的なオフィスを作ることが可能です。

ここでは、代表的なオフィスデザインとして、対向島型とシェアオフィススタイルの2つを紹介します。それぞれの特徴を解説するとともに、機能的なデザインについて考えていきましょう。

対向島型:日本の一般的なオフィスデザイン

対向島型は、デスクが向き合う形で配置されたオフィスデザインのことをいいます。デスクがひとまとめになっているため、複合機や収納スペースなどの区別が非常にわかりやすいのが特徴です。

人数に合った席数のスペースを確保して、会議室を作ります。従業員用のデスクやキャビネット、複合機スペース、会議室と、各エリアが綺麗に整えられた印象になるでしょう。

シェアオフィス:さまざまな要素を取り込んだオフィスデザイン

昨今、対向島型のようにシンプルにひとまとめにするのではなく、さまざまな要素を取り込んだシェアオフィススタイルが流行しています。

対向島型のように執務エリアをデスクの島のみにするのではなく、カウンター席やビッグテーブル、カフェ席、ファミレス席などを設けて開放的で多様性のある作りにします。このようなレイアウトは、会議形式ながらラフな雰囲気で業務に取り組める点がメリットです。ソロワークのスペースが必要な場合は、対向島型と同様の個人用デスクなどを「集中席」として配置します。

シェアオフィスでは自然と人の往来が増えるため、必然的に動線を広く確保することになります。物が多く、ごちゃごちゃした印象を受ける人もいるかもしれません。

しかし、シェアオフィスはさまざまな種類の席を集めた小さな島を点在させるスタイルです。動線を確保しつつ、多様で機能的なオフィスを実現できます。

多様で機能的なオフィスを作るために意識したいこと

当然ながら、おしゃれな要素を加えるだけで機能的なオフィスになる訳ではありません。シェアオフィスなどでは、おしゃれなデスクが配置されていることが多いです。

しかし、対向島型のオフィスにデザイン性を優先したデスクだけを導入しても、浮いてしまうだけです。

オフィスデザインにおいてもっとも重要なのは、仕事の場に適していることです。機能面だけでなく、無駄な部分を省くことで、洗練された印象のデザインとなるでしょう。

例として、クラウドの導入が考えられます。クラウドを導入すれば、紙媒体を扱う機会が少なくなります。それぞれが資料などを電子ファイルで扱うようになれば、自然と個人のデスク周りが片付いていきます。個人の荷物が最小限になるため、推し進めていけば特定の個人デスクを不要とすることも可能です。

機能的なオフィスデザインにおけるレイアウト2つのポイント

機能的なオフィスデザインを実現するためには、レイアウトが鍵を握ります。重要となる2つのポイントを紹介します。

1. 家具選びによって左右される機能的なオフィス

おしゃれなオフィスに憧れを持つ方は少なくありません。しかし、デザイン性に対する認識を誤ると、まとまりの無いちぐはぐな印象を与える家具ばかりが揃ってしまい、スペースの無駄遣いにもつながります。

機能的なオフィスデザインのためには、スペースの削減と業務の両立を意識することが大切です。たとえばオフィスのフロアが狭かったとしても、家具選びを意識するだけで機能的なオフィスが作れます。

家具選びの例として、デスクで考えてみましょう。デスクは、平机や片袖机、両袖机、ラウンドデスク、L字デスクといったさまざまな種類があります。狭いオフィスで使用するなら、レイアウトに自由の効く平机、ある程度の広さのあるオフィスであれば収納付きの片袖机や両袖机、複数のPCを扱うばあいにはL字デスクを採用するなど、使用用途に合わせたオフィス家具を選ぶことで機能的なオフィスに近づきます。

2. コンセントの数や場所にも要注意

パソコンやスマートフォン、タブレットなどが欠かせない職場は少なくありません。オフィスデザインを考えるうえでは、複合機の配置も重要です。

延長ケーブルなどを用いることはできますが、なるべく最低限にとどめましょう。配線を複雑にすると、動線にも悪影響を与えかねません。

機能的なオフィスデザインに必要なのは余分を取り除くこと

機能的なオフィスデザインにおいて大切なのは、不便をなくすことと、できるだけ利便性を高めることです。オフィスを便利にするために必要なのは、多くの要素を追加することだけではありません。足し算だけでは物が増える一方です。使いこなせず、かえって不便になってしまう可能性もあります。

必要な動線を見極めて適切なレイアウトを採用し、不要な要素を取り除くことで、多くの従業員にとって使いやすい、機能的なオフィスデザインとなるでしょう。

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