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-「2025年度 第38回日経ニューオフィス賞」- 積水ハウス株式会社 本社が〈近畿ニューオフィス推進賞〉を受賞

株式会社フロンティアコンサルティング(住所:東京都千代田区、代表取締役社長:川原 邦章、以下当社)がデザインおよび施工を手掛けた積水ハウス株式会社(住所:大阪市北区、代表取締役兼CEO社長執行役員:仲井 嘉浩、以下積水ハウス)の本社は、株式会社日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が主催する「2025年度 第38回日経ニューオフィス賞」において、〈近畿ニューオフィス推進賞〉を受賞しました。なお、今年度受賞オフィス中、当社が携わった案件は本件を含め2件です。

積水ハウスは、梅田のランドマークである梅田スカイビルに1993年の竣工当時から本社オフィスを構え、梅田スカイビルとともに梅田の発展に貢献してきました。企業理念、グローバルビジョンに加え、従業員の考え方や心構えが5つの要素にまとめられた「SEKISUI HOUSE_SHIP」を2024年に新たに定め、その中から「イノベーションで、新しい価値を生み出す。」「コミュニケーションで、アイデアを育てる。」「自律して、主体的に考え、動く。」の3要素の実現を念頭に置き、本社のリニューアルプロジェクトを進行しました。

新オフィスのコンセプトは「イノベーション&コミュニケーションの実現」と決め、機能の集約化と共用化の実施から組織の垣根を超えた連携を実現する「イノベーションエリア」と、組織のチーム力を強化する「コミュニケーションエリア」を創出しました。グリッドプランの採用から、創造性や生産性が高まるワークスペースを設えるとともに、多様な変化に対応するフレキシブルな運用を可能にし、長く使用できるオフィス環境の構築と将来的なファシリティコストの削減を実現しました。

また、バリューレポートの「持続可能な社会の実現」をもとに、環境や地域社会に配慮したオフィスを計画しました。総合受付および共用会議室においては、照明器具を全てLEDにすることで、改修前の約3分の1に消費電力を削減し、脱炭素化を促進しました。グラングリーン大阪開発事業者JV事業主の1社として、グラングリーン大阪とのつながりを意識しながらフロアゾーニングや空間デザインを実施。来客フロアのゲストラウンジからはグラングリーン大阪全体が一望できます。

さらに、施設のユニバーサルデザインの基準となる「社内施設設計UD指針」に基づき、車いすの転回スペースや移動等円滑通路、建具幅の確保、自動ドアや引き戸を採用しました。不特定多数の利用が想定される来客フロアには、どのような人でも利用可能な「だれでもトイレ」を設置することでダイバーシティにも配慮し、来訪者が気兼ねなく過ごすことができる空間を提供します。

日経ニューオフィス賞は、多様化した働き方や知識創造活動の重要性の高まりなど、新たな価値を生み出すフィールドとして重視されているオフィスにおいて、快適かつ機能的なオフィス=「ニューオフィス」づくりの普及・促進を図ることを目的に、創意と工夫をこらしたオフィスを表彰します。

ディレクション 積水ハウス株式会社 / 積水ハウス梅田オペレーション株式会社
       / 株式会社フロンティアコンサルティング
設計/デザイン  積水ハウス株式会社 / 積水ハウス梅田オペレーション株式会社
       / 株式会社フロンティアコンサルティング
施    工  積水ハウス梅田オペレーション株式会社 / 株式会社フロンティアコンサルティング

16Fカフェラウンジ


ゲストラウンジ

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