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PEOPLE

逆境精神を胸に、自分だけの価値提供ができるような人材を目指して

WPS事業部

中川稔貴

PROFILE

大学時代は産学連携のプロジェクトに参加し、プロダクトの開発・販売や、アプリ開発の統括を行うなど実践的な活動を経験。2021年の新卒入社後は、ワークプレイス構築の営業を担当するWPS事業部に所属している。

WPS事業部の業務について教えてください。

オフィスをご移転されるお客様に対して、最適な働く場所を、そこでの働き方も含めて提案しています。業務内容は幅広く、デザイン提案・スケジュール計画・工事のすべてに携わる、プロジェクトマネジャーのような立場と言えます。

プロジェクトは、リピートのお客様・Web・仲介部門のSOI事業部からのご紹介や、取次店様からのご紹介などによってプロジェクトの多くがはじまります。そこから、わたしたちWPS事業部がお客様の要望を具体的にヒアリングして要件を分析、その内容を基に設計デザイナーにレイアウトやデザインを依頼して、見積もりをまとめ、お客様に提案します。

受注後は、工事フェーズへと移っていきます。スケジュールを管理し、施工を担当するCM部とも連携しながら、レイアウトやデザインが実際に反映されるよう協力会社様に詳細をしっかり伝えしていきます。

こうした一連の過程において、その時々で具体的に担う役割を変えながらプロジェクト全体を管理し、引渡しまで責任を持つこと。それがWPS事業部の業務です。自分たちが「お客様にとっての窓口」であると常に意識することが大切になります。

新卒入社から現在までを振り返り、成長を強く実感したエピソードを教えてください。

当社では新卒入社の社員に対して、1年目の4月から12月にOJT(On The Job Trainingの略称。入社後に実務の中で行われる職業教育)の期間を設けています。いま思えば先輩方のサポートあってのことでしたが、その時に案件をはじめて任せていただいた経験は、大きな成長の機会となるものでした。何も分からなかった当時の自分の、「何が分からなかったのか?」を炙り出せたこと。ミスをしてしまった時には、「どう対処すべきか?」を学べたこと。そうした不明点が解消され、いまでは問題に直面しても、「なんとかできるはず」と思えるようになりました。

 

もうひとつ、OJT期間を終えてしばらく経ったある日のことです。上司のスケジュールの中にたまたま僕が知っていたある企業の名前を見つけたことがありました。その時点ではまだ何も聞かされていませんでしたが、「もしかするとご移転の打ち合わせではないか?」と察したんです。入社当初から「言われたことだけをただやるような、用意されたレールを歩くような仕事はしたくない」と思っていた僕は、思い切って上司に直談判して案件に参加させてもらいました。正直、当時の自分にとっては荷が重い、大きな規模の案件でした。それでも熱意が伝わったからか、基本計画の後半フェーズからはメイン担当として関わらせてもらうことができました。この時の経験は、自分にとってとても意味のあるものだったと思います。

これから先、どのようなことにチャレンジしていきたいですか?

ひとつの目標として掲げているのは、お客様に対して自分だけの価値提供ができるような人材になること。いまはまだ、先輩方から与えられたチャンスを誠実に対応していくことで精いっぱいですが、今後はそうしたチャンスを自ら生み出せるようになっていきたいです。

 

僕は「逆境精神」という言葉を大切にしています。厳しい状況に身を置き、試行錯誤を繰り返しながらも前に進んで、無理だと思われていたことを成し遂げる。そうしたプロセスを楽しめることは、ひとつの強みなのかなと思います。この言葉を胸に、少しでも早く大きな案件をひとりで任せてもらえるよう、できることを一つ一つ増やしていき、点と点が線となるよう成長していきたいです。

TEAM VOICE

新卒入社として、部署は違えど同じ志を持つ

  • WPS事業部

    中川稔貴

  • SOI事業部 / リーダー

    松野皓斗

松野さんが所属されているSOIは、普段どのような形でWPSと関わっていますか?

まずはじめに、不動産仲介を担当しているSOIが、オフィスのご移転を検討されているお客様に対して物件を紹介します。そこで正式にご依頼をいただいた後、内装の提案へと移っていく時にWPSに入ってもらうことが多いです。時には決定前に先行して内装を考え始めてもらうこともあるのですが、こうしたスピード感というか、社内の連携によって内装にしっかり時間をかけられることはフロンティアコンサルティングならではの強みですし、お客様にとっても大きなメリットであると感じています。内装提案は、時間をかけられればかけられるほど良いものになっていきますから。それに、WPSに内装の実績がたくさん蓄積されていることで比較検討ができる点も、SOIとして助かっています。

中川

WPSにとっても、社内にSOIのような事業部がいることはとても心強いです。ワークプレイス構築において、ビル情報はとても重要で、しかし専門的なものでもあります。松野さんたちがそうした情報をしっかり吸い上げてくれることで、僕たちも計画を進めやすくなっていると実感しています。

松野

そう言ってもらえるとありがたいですし、逆に僕たちもWPSを見て内装の知識を覚えたりもしています。「このビルでこういう内装をするなら、予算は◯◯くらいですかね?」と差別化できることもあります。

お二人には新卒入社という共通点があります。OJTのほかにも、新卒として働きやすいと感じられた取り組みはありましたか?

松野

入社してすぐ、配属希望の提出前に行われるジョブローテーションはありがたかったです。各部署の業務に広く触れられたことで、会社全体の理解、部署間の相互理解を深められました。

中川

そうですね。各部署がどういった業務をしているかはなんとなく分かっていましたが、それらが実際にどうやって連携を取っているかを体験できたことで、会社全体の業務の大まかな流れを把握することができました。

松野

あとは取り組みというわけではないですが、フロンティアコンサルティングには新卒からキャリアアップされている方がたくさんいるので、そうした先輩たちの姿が心強いお手本になっていると思います。

今後、お二人で目標にしていることはありますか?

中川

松野さんは一年先輩ではありますが同世代ということにさせてもらうと(笑)、僕たちの世代が各部署の担当を任された上で、フロンティアコンサルティングの目玉になるくらいの案件を完了するという経験をしてみたいです。それができたら会社にとってもきっと“アツい”ことなんじゃないかなって。

松野

SOIの立場からさらに言うと、各エリアにある「代表的なビル」をいっしょに手掛けられたらなお嬉しいですね。フロンティアコンサルティングの仕事はリピートも多いですから、何年後かにまたオフィスのご移転を依頼してくれるお客様といっしょに僕たちも成長していきたいです。

CREATING A NEW WORK STAGE.

働く人の感情推移からワークプレイスの在り方を考えていく

学生時代に、マーケティング領域におけるUXデザインを学んでいた頃、デザイン対象をデジタルからプロダクト、そして空間へと広げて考えていく過程で、人間中心設計によるワークプレイスの在り方に興味を持ったことが当社への入社を決めるひとつのきっかけになりました。

 

人間中心設計のワークプレイスとは、合理的な物理要件ではなく、そこで働く人の感情推移にメスを入れることで、エリアやゾーニングの設定、什器の配置や、そもそもの在り方を考えていくものです。世の中の動きがデジタルへと移行したことで、働き方もまた、オンラインとオフラインの間で形成されていきます。そうした中で働く人の感情推移を考慮することはより難しいものになりますが、日々の業務で蓄積されるたくさんの知見を基に、より具体的に未来を予測して、実証し、お客様へと還元していきたいと考えています。

OTHER PEOPLE

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JOBS

新たな〈ワークステージ〉の創造。その担い手となる人材を募集

働き方が多様化し、多くの企業が旧来的なオフィスのあり方を見つめ直している今、新たな〈ワークステージ〉の創造はこれまで以上に必要なものとなりました。働く人々がより輝く〈環境と機会〉を提供するために。フロンティアコンサルティングでは、その担い手となっていっしょに働いてくれる人材を広く求めています。奮ってご応募ください。