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~「ゆうずうシフト」ができるまで~

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2018.06.01

身の丈にあった制度づくりが「働き方改革」を促進する!
~「ゆうずうシフト」ができるまで~

Fit [FIT]

 

政府が、内閣官房に「働き方改革実現推進室」を設置したのが2016年9月。

「働き方改革」が推進されてからもうすぐ2年が経ちます。

世の中の「働き方改革」ブームはまだまだ加熱中ですが、各企業においては、少し疲弊の色も見えてきているように感じます。

 

日本の生産性の低さや、労働人口の減少による人材確保の問題など、課題は山積み。

各社、様々な施策で課題解決に向けて奮闘中だと思いますが、まだまだ着手できない企業も多いでしょう。

弊社もその中の一社ではありますが、最近導入した新制度が今後の自社の「働き方改革」を促進させるきっかけとなると感じており、皆様のお役立ち情報になればと記事にしました。

 

 

◇新制度名は「ゆうずうシフト」

2018年4月1日、弊社では「ゆうずうシフト」という制度を始めました。

 

弊社では、年々結婚や子育てを行う社員が増え現状の就業時間(8:50-17:50)において、

「自身のキャリヤや成長に向けた仕事への取り組み方」と「パートナーとのコミュニケーション時間を確保していく事」、「保育園の送迎など子供と過ごす時間を確保していく事」などの両立を、難しいと感じる社員が多くなってきています。

そこで、まずは「子育てを行う社員(未就学児の親)」を対象に、通常の就業時間の前後1時間ズラしたフルタイム勤務(7:50-16:50 or 9:50-18:50)を選択できる制度を導入しました。

 

たった1時間ですが、子供の送り迎えを可能にしたり、朝食や夕食を一緒に取れるようになったり、家事を分担したりする時間に充てることができます。

なんだ、それだけのこと?フレックスタイムの簡易版?という声も聞こえそうですが、ここからが身の丈にあった制度という話。

3つのポイントに絞り、身の丈にあった制度づくりのコツをご紹介したいと思います。

 

◇ポイント① 現状の「働き方」を大きく阻害しないか?

弊社は、プロジェクトに紐づいた「働き方」が主体です。プロジェクト毎に、各部署のメンバーがアサインされて仕事を進めていきます。

社員数も200名程となり、各メンバーのスケジュールを調整してミーティング時間を調整することすら、結構な労力を要します。

 

包み隠さずに言うと、弊社は社員全般が忙しい会社だと思います。

個人の業務量は比較的多く、労働時間も長くなりがち。

そんな中で、目の前の業務を何とかやりきろうと頑張っている社員にとって、フレックスタイムのように大きく就業時間の差異が発生する制度については、二の足を踏んでいたのが実情でした。

 

そこで、たった1時間であれば何とか調整できない?という観点で、現状の「働き方」を維持しつつ、新制度による影響範囲をミニマム化するように検討しました。

運用がスタートしたばかりのため、これから課題が出てくる段階ですが、制度化の際に「これイケそう!」という感覚は、非常に大切です。

 

◇ポイント② 機会を逃さず、スピーディーに制度化を

制度策定には得てして時間がかかりますが、今回の「ゆうずうシフト」制度が一気に進んだ理由としては、

実際に子供の送り迎えのために時間有休を取得している社員が増えていたという現状と、

同時期に育児休明けの社員が、子供の送り迎えはあるけれど時短ではなくフルタイムで働きたい、という声があがったことでした。

 

検討から制度化までの期間は1ヶ月もかからずに実施に至りました。

これまでも同様の声は少なからず上がっていたようですが、需要と供給のバランスが上手くいかずに、実施できていませんでした。

少数でも制度化できることが好ましいことですが、実際に一定数の要望があることは、制度化を進めるきっかけになります。

その機会を見逃さずスピーディーに進めることが「働き方改革」を推進させるきっかけになり、また、社員の満足度向上に繋がります。

 

◇ポイント③ 課題はキャッチアップして改善する精神で

制度化の際は、多角的な観点で課題を探す必要があります。

しかし、いくら机上でリスク検討しても、やってみないとわからないことは多い。

骨格をつくり、まずはトライアルで実施。課題は出るのが当然という想定で、都度キャッチアップして改善を重ねていく精神が大切です。

また、改善に関わるメンバーを選定し、やりっ放しにならないように注意することも大切です。

 

 

◇貴重な家族時間を大切に。

現在、「ゆうずうシフト」制度を活用している社員は4名。

利用者は、今のところ全員が男性で、出社時間を1時間遅らせた就業時間(9:50-18:50)を選択しています。

・朝は旦那さんが子供を送り、夕方は奥さんが迎えに行くという方

・送り迎えは関係なく、家族との時間に充てている方

理由は様々ですが、新制度を活用して有意義な家族時間を確保していける制度になればと思います。

 

家庭や子育てに関わる制度はまだまだ女性対象の制度と捉えられがちですが、男性の制度活用が活発になることで、「働き方改革」促進のきっかけになると感じています。

 

今後は、業務自体の改善を全社的に進め根本的な解決を目指しつつ、

「ゆうずうシフト」の対象範囲拡大や時間の自由の幅なども検討しながら、家族との時間を確保しやすい環境を整えて行きたいと思います。

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