メールアイコン
コラム Column

Column

コラム

オフィスデザインホーム >  コラム > 海外事例から学ぶオフィスデザイン

海外事例から学ぶオフィスデザイン

海外のオフィスイメージ

海外のオフィスはユニークかつ最新のトレンドを取り入れており、日本のオフィスでは見られない空間が広がっています。また、いまも飛躍し続けている海外の企業ほど、多くのトレンドを取り入れていたり、ユニークな空間を演出していたりする傾向にあるようです。

そこで今回は、日本でも取り入れるべき海外のオフィス事例を紹介します。

海外のオフィスデザインに共通する特徴

海外のオフィスの多くは、以下のような特徴を持っていると考えられています。どのような特徴なのか、読み進めてみましょう。

ユニークさの中にも明確なコンセプトがある

海外のオフィスデザイン、最大の特徴は「ユニーク」である点です。1つのオフィス内にさまざまな遊び心やユニークなデザインが施され、従業員が楽しく通勤できるようになっています。また、ユニークさの中にも個々の会社のコンセプトが含まれているのも特徴です。

例えば、詳細は後述しますがSNSを運営している会社では、オフィス内を全面ガラス張りにし、つながりのある広々とした空間を演出しています。SNS=つながりといったコンセプトをもとに運営している会社だからこそ、面白いと感じられるオフィスデザインです。

大胆だけどまとまっている、矛盾をあえて表面化させた色使い

日本の一般的なオフィスデザインは、スタイリッシュで落ち着いた雰囲であることがほとんどです。

しかし、海外ではレッド、オレンジ、ライトグリーンといったポップでビビッドなカラーを取り入れているオフィスが多いのが特徴です。もともと、色にはさまざまな効果があると考えられており、カラフルで明るい雰囲気のオフィスでは、創造力がかきたてられ、新しいアイデアが思い浮びやすい、気持ちの切り替えも早くなる、オフィス内に活気があふれるといった効果が期待できるそうです。

ただ、単に明るいカラーを取り入れればよいわけではありません。それではオフィス内の印象がうるさく感じてしまい、本来求める効果が最大限得られない可能性があるためです。海外の企業が工夫しているのは、色の使い方です。例えば、明るめで濃い色を選択した場合は、その周りにホワイトを基調としたシンプルな色を寄せます。そうすることで、白が他の色のアクセントになり、また全体の印象がうるさくならずおしゃれにまとまっているように感じられるのです。

インテリアや配置にとことんこだわっている

オフィスデザインにおいてインテリアは非常に大切です。特にエントランスは、インテリアやデザインの良し悪しで顧客が企業に対してどのようなイメージを抱くのかが決まってしまうほど重要です。

海外のオフィスはそのイメージに沿ってとことんこだわる傾向にあります。自然なイメージを感じさせたいがために植木を一本置くのではなく、壁全面をグリーンパネルで埋め尽くしたり、あえて太陽光が差すような天窓を作成したりするのが海外企業の特徴です。

海外企業のユニークなオフィス事例

さっそく、海外企業のユニークなオフィス事例を見ていきましょう。以下で紹介する事例から、取り入れられるものがないか探してみてください。

Facebookのオフィステーマは「未完成」

いまや世界的なSNSと呼ばれるFacebookを生み出したオフィスのテーマは「未完成」です。
ただここでいう「未完成」とは、「自由に組み替えが可能」「空間の持続的に進化させられる」という意味合いがあります。逆に完成させてしまうと組み替えに制限ができてしまったり、空間を持続的に進化させられなかったりするとのことです。[注1]

特に壁やスペースは未完成のまま残しており、それにより従業員は壁にアートワークが追加でき、作業内容に応じて家具を異動させられるのです。スペースや壁をあえて未完成にして余計な制限を設けないことで、従業員の創造性を誘発し、より生産性の高い企業へと成長させていく狙いがあると考えられます。

[注1]:https://workizm.style/archives/484

「オフィス=ただ働く場所」という考えを取っ払ったEvernoteのオフィス

タスク管理ツールなどに使われる「Evernote」のオフィスには、働くスペース以外にもさまざまなスペースが作られています。エントランスに設けられたコーヒーバーには気軽に食べられるドーナツがそろっており、いつでも気軽に立ち寄れるようになっています。

またフロアをつなぐ階段は、昇り降り専用とリラックス専用に分かれており、コミュニケーションの場としても活用できるようになっています。[注2]

さらに従業員の健康面も配慮し、トレッドミルを中心とした運動器具が備わったフィットネス空間も併設されています。「オフィス=ただ働く場所」という考えだけにとらわれず、従業員の働きやすさやモチベーションにも配慮した空間となっていると考えられるでしょう。

[注2]:https://workizm.style/archives/459

「柔軟性」に富んだカスタマー・エクスペリエンス(CX)を提供するオフィス

カスタマー・エクスペリエンス(CX)を意識したオフィスは、いつでもどこでもミーティングが可能なスペースが設けられている点が特徴です。日本ではミーティングを行う際、わざわざ会議室に移動することが一般的ですが、当オフィスでは突発的なミーティングに使えるスペースが設けられており、どこでも自由に会議が可能となっています。[注3]

また、そこで働く従業員が作ったオリジナルアイテムもオフィス内に設置しており、独特なオフィススペースが演出されています。

[注3]:https://workizm.style/archives/286

従業員の感性を刺激するデザインを取り入れた「Beats By Dre」のオフィス

「Beats By Dre」は、ヘッドフォンのサウンドシステムを提供する企業です。音楽や芸術に関する仕事には感性が大事であることから、オフィスも感性を刺激するデザインが取り入れられています。中でも特徴的なのは、オフィス内の配色。さまざまなスペースにビビッドカラーが施されており、従業員の感性を刺激するようになっています。[注4]

また当オフィスは商品の研究、設計、開発といった工程をすべて行っているため、作業効率や機能性にも目を向けた構造にしているのです。建屋Aは販売、マーケティング、財務、および管理の拠点に。建屋Bはスタジオ、カフェ、ジム、スイングスペース(臨時スペース)の社会的な拠点、建屋Cは開発と研究が可能な拠点として機能させています。

[注4]:https://workizm.style/archives/239

集中できる空間「ポッド」を取り入れた「Apple」の新オフィス

コワーキングスペースやオープンスペースの導入には「働く場所が選択できる」「さまざまな人とコミュニケーションが取れる」といったメリットがある反面、「集中力が削がれやすい」という課題も浮上しています。集中力が削がれれば作業効率は落ち、高い生産性を維持するための機能がまったく果たせなくなります。そんな課題に向き合い「Apple」が導入したのが「ポッド」です。

「ポッド」とは、セミプライベートのブースや狭小個室のことを指しており、少人数による打ち合わせや、オフィスの喧騒を離れ、集中して作業をしたいときにおすすめのスペースです。その構造は企業によって細かく異なりますが、Appleのオフィスでは、全面ガラス張りというオープンな空間に加えてポッドを各フロアに80個配置することで、オープンな空間そのままに集中できるスペースも造り上げることを可能にしました。[注5]

どちらかのデザインを削るのではなく、両者のメリットを活かせる構造にしたのがこのオフィスの特徴と言えるでしょう。

[注5]:https://workizm.style/archives/187

新型コロナウイルス対策も取り入れたオフィス事例

2020年から猛威を奮い続けている新型コロナウイルス。そんなウイルスの脅威は世界の経済にも影響を及ぼしています。なかでも「積極的なコミュニケーション」が主流な海外企業においては、従業員同士の会話が難しくなるテレワークに対する代替案や改善策が重視されています。

そこで改善するポイントとして挙げられたのが「オフィスデザイン」です。現状、従業員がオフィスで働くためには、まずオフィスが衛生的であり、従業員を受け入れられる環境になっている必要があります。海外の企業「M Moser Associates」は、そのような環境をいち早く整えた企業です。

まずオフィス入り口には、「クリーンステーション」が設けられているとのこと。ここから先にウイルスを持ち込まないためのスペースであり、もともとパントリーだったスペースを改良したそうです。またウイルスの感染粒子が人の靴のソールにも付着する可能性があると示唆された際は、室内用の履き物を提供し、クリーンステーションで履き替えてもらうという試みがなされています。

ソーシャルディスタンスの面でも、さまざまな工夫が見られます。まず試みたのが「個人の使用スペースの拡大」です。1人が使用するオフィス面積を広くした結果、物理的にソーシャルディスタンスが取れるだけでなく、作業スペースが広がり仕事がやりやすくなったというメリットも得られたそうです。

オフィス一新の際は、海外のデザインを取り入れてみよう!

海外のオフィスは、従来の日本のオフィスにはないさまざまなデザインや構造が取り入れられています。どんなものでも最新のトレンドを取り入れることは重要で、それは時代のニーズに対して柔軟に対応できている証でもあります。もしこれらオフィスデザインを一新させたい、リノベーションを考えているという方は、ぜひ海外の最新トレンドや大手が取り入れている機能に目を向けてみてはいかがでしょうか。望んでいるオフィスが、見つかるかもしれません。

オフィス・事務所移転で何かお困りの際は、ぜひフロンティアコンサルティングにご相談ください。
オフィス・事務所の仲介・設計デザイン・レイアウトの作成、内装工事の実施、PM・CM業務から
什器オフィス家具手配、引っ越しまで、お客様に合ったベストなトータルソリューションをご提供いたします。
お問い合わせはこちら>

Result / このカテゴリの実績紹介

Service / サービス一覧

More


ページトップへ