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オフィスデザインによる企業ブランディング効果について

かつてはオフィスデザインで重視する項目は、主に効率的に業務ができるようなレイアウトでした。しかし、近年のオフィスでは従業員や顧客、株主といった全てのステークホルダーが交わる一種のメディアとしての役割も重視されるようになっています。具体的には、社外に向けたアウターブランディングと社内に向けたインナーブランディングの両方を意識したオフィスを目指すことです。

そこでこの記事では、オフィスの移設を検討している経営者や担当者に向けて、オフィスデザインのアウターブランディングとインナーブランディングの効果を解説します。

オフィスデザインによるアウターブランディング効果


オフィスデザインにはどのようなブランディング効果があるのでしょうか?
ここでは主に社外向けである、アウターブランディングについてご紹介します。

販促活動やプロモーション

近年のオフィスデザインの傾向として特徴的なのは、一見するとカフェや博物館、テーマパークのようなデザインを採用しているオフィスが増えていることです。オフィスは働いている従業員にとっては日常的に通う場所ですが、そこを訪れる社外の人間にとっては非日常の空間です。インパクトのあるオフィスデザインを採用すれば訪れた人の印象に強く残るでしょう。

実際に先鋭的なデザインを採用したオフィスの中にはSNSやメディアで取り上げられ、大きな話題になっているところもあります。オフィスが持つ従来の役割を超えて、効果的なプロモーションも兼ねるようになっているのです。企業イメージを上手く体現したり、商品やサービスの魅力を伝える工夫をこらしたりすれば販促にもつながります。

人材採用力の強化

少子高齢化が進む日本では、労働力不足に悩んでいる企業も少なくありません。しかし、どの企業も同じように考えているため、給与などの条件面での争いが激しくなりがちです。そのようなときは、他社との差別化を図ることで優秀な人材を確保する方法があります。

優秀な人材を採用するためには、できるだけ多くの求職者に「この会社で働きたい」と思わせる工夫が求められます。それには自社の情報を広く発信し、魅力を感じてもらうことが大切です。おしゃれなカフェ風のデザインや遊び心のある仕掛けが施された斬新なオフィスなら、他の企業との差別化に役立つでしょう。

従業員の働きやすさを意識しながらも、そうしたオフィスデザインを取り入れられればブランド力の向上に貢献します。結果的に自社にしかない独自性をアピールすることに成功し、応募者の増加につながることが期待できます。

オフィスデザインによるインナーブランディング効果


近年のオフィスデザインのトレンドとして、対外的なプロモーションを兼ねるアウターブランディングが流行しています。しかし、社外にばかり目を向けて、インナーブランディングをおろそかにしてはいけません。

従業員のモチベーション向上

そもそも、オフィスで一番長く過ごすことになるのは自社の従業員です。そのため、対外的に目立つことばかりを重視し、従業員の働きやすさをないがしろにしたレイアウトすると不満が溜まってモチベーションが低下してしまうかもしれません。生産性が低下することで、業績に影響を及ぼす恐れもあります。デザイン性を追求するのはもちろん大切ですが、従業員にとって居心地が良く、生産性が向上するようなレイアウトを心掛けましょう。

また、多数の従業員が集まるオフィスだからこそ、企業のビジョンや組織文化を体現したデザインにすることで帰属意識を高める方法も有効です。従業員の意識が共有されることでモチベーションアップが狙えるとともに、自らが主体的に働くようになって生産性が高まる効果も期待できます。

コミュニケーションの活性化

ブランディングを意識したデザインが広まったことで近年のオフィスの在り方は変わりつつありますが、その動きをさらに加速させたのが働き方改革や新型コロナウイルス感染症の拡大です。

例えば、テレワークの普及によって、これまでのように「決まった時間に決まったオフィスに出社する」という概念はなくなりつつあります。そうした状況にある現代だからこそ、席を固定しないフリーアドレスの導入や誰もが手軽に使える開放的なミーティングスペース、快適なWeb会議が実施できる設備といった機能をオフィスに組み込むとよいでしょう。

時代のニーズに合わせた要素をオフィスデザインに取り入れると生産性が高まるだけでなく、従業員の満足度や帰属意識も高まることが期待できます。働き方が変わりつつある現代では、それに合わせてオフィスデザインも柔軟に考えることが大切です。

ブランディングを意識したオフィスデザイン事例


オフィスデザインを考えるときは、アウターブランディングとインナーブランディングの両方を意識しなくてはいけません。ここからは、ブランディングを意識したオフィスデザインの事例を3つ紹介します。

事業戦略に合わせた立地の選定

オフィスデザインというと、オフィスの内装やレイアウトのことばかり考えてしまう人もいるでしょう。しかし、ブランディングを意識したデザインでは「オフィスの在り方そのもの」を大切に考えるため、立地の選定も重要になります。例えば、複数路線が乗り入れていて人が多く集まるIT系スタートアップが多いなど、一般的に認知されているエリアごとの特性があるためブランディングではロケーションも大切です。

立地の選定にあたって、アウターブランディングを重視するなら「同業者や取引先が多い」「商業地として価値が高い」といった点を優先的に考えるとよいでしょう。一方、「交通アクセスが良く通勤しやすい」「仕事帰りに立ち寄れる飲食店やショップがある」といった要素は、採用力強化や従業員の満足度向上にも寄与します。

企業イメージを反映したエントランスデザイン

ブランディングにおいて第一印象は非常に重要です。いくら良い商品やサービスを提供していても、相手にプラスのイメージを持ってもらわなければ成果に結びつかないこともあります。オフィスのエントランスは来訪者が最初に目にする場所で、いわば企業の顔です。エントランスは来訪者の第一印象に大きく影響するため、どのようなデザインを選択するかは特に慎重に検討しましょう。

例えば、自社のブランドイメージをアピールするために「企業ロゴやコーポレートカラーを取り入れる」のはもちろん、「企業のスローガンを提示する」というのも方法の一つです。その他にも、提供している商品やサービスを展示したり、体験してもらったりするという工夫を施して直接的なプロモーションを行うのもよいでしょう。

従業員がリフレッシュできるカフェスペース

インナーブランディングを重視する企業がよく採用するのがカフェスペースです。開放的なカフェスペースがあると、従業員が業務の合間にリラックスできるだけでなく、部署間の垣根を越えてコミュニケーションが生まれやすくなるという効果が期待できます。

休憩室のない職場では、一息つこうと思ってもそのまま自分のデスクにいるか外に出るしかありません。一方、休憩室があってもフロア内の従業員しか入れない閉鎖的な空間だと、執務室と大して雰囲気が変わらず気が休まらないというケースも多くあります。

そうした問題点を解決するために、開かれた空間で誰もが利用しやすいカフェスペースを設置する企業が増えているというわけです。また、近年ではアウターブランディングを意識してエントランス部分にスペースを併設し、従業員のみならず外部の人も気軽に利用できるようなカフェや社食を設置する事例も増えてきています。

オフィスデザインではコンセプトが大事

オフィスデザインは企業のブランディングに重要な役割を果たします。オフィスデザインの良し悪しによって、従業員の生産性や顧客の自社に対するイメージに大きく影響を与える可能性があることを覚えておきましょう。

従業員とステークホルダーの双方から評価されるオフィスを作るには、社内外に向けてどのようなメッセージを伝えたいかをよく検討することがポイントです。まずはコンセプトをきちんと設計した上で、それを適切に体現できるデザインを考えましょう。

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