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優秀な人材確保のためのオフィスデザインを考える

優秀な人材確保

現在、日本では働き方改革が進められていますが、それと同時にオフィスデザインのあり方への注目度が高まりつつあります。労働者の働き方を考える上では、職場環境の良し悪しは重要です。オフィスデザインを従業員にとって望ましい形に整備すれば、働く意欲を高め、長く働き続けたいと思ってもらえる企業となるでしょう。

そこで今回は、優秀な人材を確保するためのオフィスデザインについて解説します。

オフィスを働きやすい環境にデザインすることが人材確保への近道

企業は少しでも優秀な人材を採用し、離職しないで働き続けてもらえるように日々努力を続けています。多大なコスト・経営資源を注いで求人広告を出し、就職・転職希望者向けの会社説明会を行うのはそのためです。

近年、優秀な人材を確保するためには、オフィス環境が重要であることが調査によって明らかにされています。働きたいと思えるようなオフィスデザインを整えることが、人材確保につながるわけです。

自由度の高さ・居心地の良い環境が重視されるようになった

かつてオフィスというと、木製またはスチール製のデスクが島型対向式で並べられ、そこで従業員が始業から終業まで仕事を続けるというのが一般的でした。現在でも、このような職場で働いているという方は多いかもしれません。

しかし社会のIT化が進む中、アメリカでは2000年代後半頃から、デジタル機器を使って、場所にとらわれない働き方をするフリーランスの「ノマドワーカー」が多数登場するようになりました。こうしたノマドワーカーが増加するなか、企業の職場環境に対する見方にも変化が生じていきます。オフィス内に自分の席はあるものの、場所や時間に縛られない働き方ができるオフィスデザインのあり方が模索されるようになったのです。

現在では、より自由度が高く、居心地の良い環境で働けるオフィスは、労働者が働く場所を選ぶ際の重要な要件となりつつあります。今やオフィスデザインを考え、整備することは、人材を確保し、流出を防ぐために必要な課題の1つです。

データから見る新卒者が重視するオフィス環境

就労希望者がオフィスデザインを重視する傾向は、データにも表れています。

フロンティアコンサルティングが2016年卒の就職活動者を対象に行ったアンケート調査(男性200名、女性200名)によると、「就職活動時に企業に求めるもの」を尋ねたところ(複数回答)、「オフィスの環境」との回答は41.8%に上っていました。「希望する職種である」(54.5%)、「福利厚生」(53.3%)、「安定している」(51%)といった回答が多い中、オフィスの環境を重視する声も回答数の上位を占めていたのです。

また、就職活動時にオフィス環境をどの程度重視するかを尋ねたところ、「かなり重視する」が27%、「どちらかというと重視する」が64.5%を占める結果となりました。つまり9割以上の学生が、オフィス環境を重視しているとの結果が出たわけです。

この調査結果からは、オフィスデザインのあり方が、就活生にとって就職先選択における重要な要因であることがうかがえます。

[注1]フロンティアコンサルティング:就活生のオフィス環境に対する意識調査を実施致しました。

https://www.frontierconsul.net/news/2015-08-6829/

優秀な人材確保につながるオフィスデザインのあり方

働く側にとって望ましいオフィスデザインを持つ企業は、人材の採用時だけでなく、現在働いている人材の流出・離職を防ぐうえでも重要といえます。働きにくいオフィス環境の企業だと、優秀な人材ほど働きやすい職場へと転職していくでしょう。快適なオフィス空間を整えるには、企業側による一定のコスト負担が必要です。しかし、優秀な人材を確保することにつながると考えれば、費用対効果は高いといえます。

以下では、人材確保につながるオフィスデザインのあり方として、コミュニケーションをしやすいこと、ハラスメントの防止につながることの2点について紹介しましょう。

マグネットスペースでコミュニケーションを活発にさせる

オフィス内の人が自然と集まってくる場所のことを「マグネットスペース(磁石が引き合うような場所)」といいます。かつては流し台のある給油室や簡素な休憩室がその役割を果たしていました。

しかし最近では、お洒落なカフェのような居心地の良い空間、リラックスできる空間をマグネットスペースとしてオフィス内に設けるケースも増えています。従業員は仕事をする中で、壁にぶつかったりミスをしたりすることもあります。そのような場合、自分のデスクに戻り、一人で悩み考えなければならないというオフィス環境だと、従業員はうまく育ちません。

しかし、オフィス内にフォーマルなコミュニケーションを取る場所だけでなく、インフォーマルなコミュニケーションもできる場が十分に用意されていると、同僚や先輩、上司に仕事上の相談をしやすくなるのです。

透明性を高めてパワハラやセクハラのリスクを軽減する

近年、多くの企業で問題となっているのがハラスメントです。パワハラやセクハラなどは密室で行われるケースも多く、オフィス内にそのような場所が多数存在することは、労働者にとっては望ましい環境とはいえません。

こうした問題に対しては、オフィスの壁をすべてガラスなど透明な素材に変えるという対処法があります。オフィス内に密室を無くし、透明性を高め、ハラスメントが起きる余地をなくしていくわけです。もちろん、ハラスメントをしないように従業員を教育することが大切ですが、オフィスデザイン面で対策が進められている企業であれば、働く側としてはより安心できる環境といえるでしょう。

オフィスデザインを工夫して働く側にとって魅力ある環境作りを!

オフィスデザインを働く側にとって魅力的なものにすることは、優秀な人材を採用し、その流出・離職を減らす上で重要です。少子化が進む現在、人手不足に苦しむ企業は少なくありません。企業として優秀な人材を得たいと思うなら、まずはオフィスデザインを見直してみるのも1つの方法です。

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