円陣のオフィスレイアウトで挨拶から気持ちよく

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円陣のオフィスレイアウトで挨拶から気持ちよく

どのような職場でも社員間でのコミュニケーションは重要です。サラリーマンの仕事に対して抱く悩みのほとんどが人間関係にあり、その内の半分はクライアント等の外部との拗れではなく、社内にあるとさえいわれています。外部とのトラブルであれば、それを我慢することも仕事のうちだと自分を納得させることもできますが、同僚や上司、部下、社内の仲間との間に生まれた亀裂にはどのように対処していけば良いのか、頭を悩ませるところです。社内の人間とはある意味では、取引先よりも長い時間を共有し、付き合わなければなりません。



たとえば、前日の飲み会でつい口が滑って誰かを傷つけてしまったとします。次の日の朝はどうも気まずい状況からスタートすることになります。やってしまったことは仕方がありません。この場合、重い空気を早い段階で打開しておかなければ丸一日を沈んだ気持ちで過ごすことになります。仕事に集中もできません。打開のタイミングが一番良いのは出社してすぐの、相手への挨拶のときです。ずるずると引きずらず、顔を合わすと同時に詫びることができ、そのときにフォローしてくれる仲間がいれば尚、良いでしょう。



社員間のあらゆるトラブルを速やかに解決に導くには、オフィスレイアウトの工夫が有効です。自分のデスクと、朝礼や、ミーティング等を行う空間が同じようであっては、それぞれの社員が必要なときに必要な意見を発するタイミングを失ってしまいます。従来はアイランド型の長方形に並んだデスクというのが一般的でしたが、近頃チームで仕事を行う場合のオフィスレイアウトとして、デスクを円形に並べるという方法があります。人が仲間と同じ中心を向くことで、集中力や結束力が一点に集まるということです。それがチーム力へとつながります。



これはスポーツ選手がチームワークを高めるときに円陣を組むというところからヒントを得たオフィスレイアウトです。人間は他人と並列に並ぶよりも円型に並んだ方が相手に心を打ち明けやすいといわれています。朝の挨拶を交わす際にも真横に並んでいては、仲間がどんな表情をしているのかもわかりません。円陣で挨拶を交わせばチーム皆の様子を見ることができ、自分の意見も発しやすく、またそこでの話が関係のない者に聞き取られる可能性も低くなります。両サイドを人に挟まれないので、個人的な集中力も高まります。まさに、コミュニケーション型とコンセントレーション型を融合させたオフィスレイアウトとなります。

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