株式会社BANDAI SPIRITS

要件整理

大規模で多機能なワークプレイスの構築にあたり、エリアごとの要件整理を慎重に行いました。お客様の潜在的なニーズを把握し、また移転先での課題に対する包括的な解決策を提示することで、クライアントとの共有と理解を図りました。

概念設計

お客様への綿密なヒアリングと要件整理を重ねるなかで、現状の維持と向上、そして未来志向の強化と進化に焦点を当てたワークビジョンを明確にし、プロジェクトの方向性を導き出しました。

基本設計

物理的要件と建物特性を綿密に検証し、複数のゾーニング案を考案。ワークビジョンを最も効果的に具現化できるプランを構築し、部署間の物理的な距離を縮めつつ将来的な拡張性も確保しました。

実施設計

各空間の独自性を考慮したダイアグラムを通じて、デザインを計画しました。

コスト調整

入念なスケジュール調整とビル側への早期見積もり依頼により、コスト感を的確に把握。これにより、お客様は十分な予算検討・承認の時間を確保でき、理想の空間構築に向けた計画を共に進めることができました。

環境構築

本プロジェクトでは、各種設計、内装工事、設備工事、ITインフラ工事、家具業者など多岐にわたる関係会社から50名近くの担当者が結集しました。週に5つ以上同時進行する定例会・分科会では、設計・PM・システム担当者が効率的に役割分担し、進行。定期的な情報共有により、スムーズなプロジェクト進行を実現しました。

運用支援

共通マルチエリア「tamariba」は、社員同士の交流や働く場としての機能に加えて、イベントやセミナー、商品撮影など、社内外のつながりを象徴する場として設計。使い方の拡張性と多様性を重視し、多様なシーンに対応できる空間を構築しました。