V I E W

株式会社ワンスター

ワークプレイス構築

プロジェクトマネジメント / 設計・デザイン / 施工

WORK PLACE

2540㎡ / 769.7坪

効率性と合理性を追求し、洗練された企業アイデンティティを演出

ワンスター様の拡張移転に伴い、そのワークプレイス構築を担当しました。無駄を省いた効率的かつ合理的なプランニングにより、働き方の最適化とコミュニケーションの活性化を推進し、企業アイデンティティをより色濃く感じられる空間づくりを目指しました。

CONCEPT

お客様の企業アイデンティティを深化させ、より高い効率性と合理性を備えたワークプレイスの実現を目指し、磨き上げることを意味する「rub up」をプロジェクトテーマに策定しました。働き方の向上からデザイン、オフィス運用に至るまで、お客様独自の特徴に新たなアプローチを加え、時代に即したオフィス環境を提案しました。また、2フロアそれぞれにコミュニケーションを奨励する象徴的なエリアを設けることで、新しい交流の場を創出し、業務の円滑な進行に寄与すると考えました。

PLANING

導線と設備配置を綿密に検討し、合理性と効率性を主軸としたオフィスの最適化を図りました。3階と5階の2フロア利用のなかで、3階には来客対応、社内外ブランディング、従業員の動線など、多角的な視点からエリアを配置。5階には特徴的な横長の躯体から、オフィス機能を対称的に配置し、回遊性と対称性を備えたゾーニングを計画。どの席でも同一の作業環境が保たれ、各機能へのスムーズなアクセスが可能となりました。

DESIGN

既存オフィスのミニマルかつ無骨な要素を保ちつつ、 最小限の色彩とニュートラルなトーン、自然素材やガラスを効果的に組み合わせ、社員の多様性を考慮した中立で洗練された空間に進化させました。3階のエントランスでは、ガラスの仕切りが奥行きを演出。会議室へ繋がる通路には間接照明、植栽、床と天井の高低差を取り入れ、通行時の視覚的な体験や見せ場を意識した飽きのこない空間を計画しました。

3階のエントランス。ラスティックなビルの質感を活かしつつ 、ガラスの間仕切りや透け感のあるカーテンを用いて奥行き感と中性的な空間を演出。

会議室やセミナー兼フリースペース、パントリー、撮影室などの特殊機能を有するエリアへ続く案内動線には、間接照明や植栽、床と天井に高低差を追加することで、新鮮な印象を与える工夫としました。

企業理念の一つである「開拓者精神」から着想した「月面着陸」をコンセプトとして、計12の会議室には月に足跡を残した12名の宇宙飛行士の名前が採用されました。また各会議室ごとに異なるデザインや室名サインを計画し、コンセプトとデザインの融合を図っています。

月をモチーフにした会議室の床。来客とのコミュニケーションのきっかけにもなります。

5階執務フロアの中央に配置したパントリーは、周辺を塗装することで、その象徴性と意匠性を高めています。

半分の区画で必要機能を完結させるプランニングとすることで、効率的で明瞭な動線を構築し、移動効率を向上させる計画としました。且つ、左右対称となったゾーニングにより、座席変更などの際にもスペースの機能把握が円滑になります。

オフィス中央のパントリースペースは、左右に広がる執務エリアをつなぎ、コミュニケーションを促進する重要な拠点として機能します。このエリアは左右の執務エリア入り口に隣接しているため、従業員が必ず通るハブスポットとなり、交流の機会を最大化することを狙いとしています。

LAUNCH

お客様との緊密な連携と納得感重視のアプローチにより、プロジェクトをスムーズに進行することができました。お客様の企業文化に寄り添ったワークプレイス提供に加え、将来の展望を見据えたプランニングの策定、無駄を排除し投資コストの効率化を実現ができたことで、お客様からは高い評価をいただくことができました。

PROJECT FLOW
  • 要件整理

    お客様の企業アイデンティティを深化させ、より効率的かつ合理的なオフィス活用を実現できるプランニングが求められました。そのため、現行の働き方や必要なオフィス機能を分析し、デザインからオフィス運用まで最適なアプローチを検討しました。

  • 基本計画

    特徴的な横長の躯体を、電車の車両という身近なスケール感に落とし込むことで、お客様と感覚値を合わせながら、空間プログラムを設定していきました。設備の最適活用を検討し、空間の表情に変化をつけるためのディテールの調整、座席ごとの利便性を同水準にするための綿密なシミュレーションを繰り返すことで、お客様の要望を具現化していきました。

  • 実施設計

    既存のオフィスのミニマルで無骨なデザインを受け継ぎ、素材を最小限に抑えつつも、実際に人が通る際の空間の視覚的な印象や要所に焦点を当て、素材の選択からディテールまで慎重に計画しました。これにより、シンプルで整然とした印象を保ちながら、空間全体に深みと表情を加えることができました。

  • コスト調整

    提案時より設備図面を用いながら入居ビル設備の計画思想についてお客様の理解を促すことで、コスト効率の高い設備計画を行いつつ、空間の付加価値を高める意匠計画に予算を割り当てる方針を立てました。各スペースの用途、デザイン、機能優先度に合わせて家具を選定し、また、既存の照明を最大限に有効活用することで、効果的なコスト管理を達成しました。

  • 環境構築

    施工会社、指定工事会社など、関係各社と密にコミュニケーションをとりながらデザインや施工方法を慎重に検討し、効率的なスケジュール調整と現場管理を行うことで、プロジェクトを円滑に完工しました。

PROJECT DATA

Client: 株式会社ワンスター
Project: ワンスター新オフィス移転プロジェクト
Business: ワークプレイス構築
Role: プロジェクトマネジメント / 設計・デザイン / 施工
Size: 2540㎡ / 769.7坪
Location: 東京都港区
Category: デジタルダイレクトマーケティング支援事業

CREDIT
プロジェクトマネジメント

株式会社フロンティアコンサルティング

設計・デザイン

株式会社フロンティアコンサルティング

施工

株式会社フロンティアコンサルティング

撮影

堀哲平

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